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あたらしい事業やプロダクトの立ち上げは、きっとワクワクするものでしょう。
でも、実際に取り組むとなると、どう取り掛かるものなのか、迷うものです。
はじめてであれば尚更、自分の中に定石がなく、不安に感じるかもしれません。
まず何から考えるのか。その際、必ず考えるべきことは何か。
最初の構想を得たら、その後は何から始めるのか。その過程で組織の中でどう合意形成を行うのか。
ワクワクするけど、不安も大きい。事業やプロダクトの立ち上げとは 「探検」 のようなものです。
今回は、出版社の中にあって 「デベロッパーサミット」 と呼ばれる延べ3000人以上を集めるイベントを立ち上げて、その後 「子供向けプログラミング教材」 の事業を手がけている、翔泳社の岩切晃子さんにお越しいただき、その「探検談」について語って頂こうと思います。
岩切さんのお相手をするのは、ギルドワークスで 「仮説検証係」 をつとめる市谷です。人材サービス、製造メーカー、保険会社、食品加工メーカー...さまざまな企業の仮説検証を支援してきました。こうした企業のデジタルプロダクトや新規事業をどのように進めるのかについて、お話します。
※参考:
食品会社における情シス部門の新規事業仮説検証&開発事例(前編)
中堅受託システム開発企業での仮説検証活動(前編)
<プロフィール>
株式会社翔泳社 取締役 / コンピュータ出版販売研究機構 会長
岩手県釜石市出身。クリスマス生まれ。
日本最大級のITエンジニアイベント「Developers Summit (通称:デブサミ)」を、2003年の第一回より10年以上コーディネートし、異種の技術領域に携わるエンジニアが一堂に会することのできる、中立かつオープンで多様なイベントの開催を支えたことにより、楽天テクノロジーアワード2012 ルビィ賞を、自宅の倉庫に置いたライブラリの運営に対して、本を通じた人と人とのつながりを生み出し、地域にも貢献する活動に貢献したことにより、大阪府立大からマイクロライブラリーアワード2018を受賞
本、IT、コミュニティで社会をブーストする人を増やすために、日夜行脚中。
<セッションへ向けて>
NHK朝ドラ「まんぷく」を皆さんは見ていらっしゃいますか?
47歳で裸一貫で、インスタントラーメンを発明し、事業化していこうとするまんぺいさんの前には、災難がたくさん振りかかってくるわけですが、それ以上の喜びがあることもこの番組では教えてくれます。情熱が人を動かすこと、人はひとりでは行けていけないということ、いろんな人がいることで摩擦もおきるけど、楽しいこともたくさん起きること。社会を変えるような事業を人間は起こすことができること。見ていると、ハラハラしつつ、52歳の私も何かこれからできないだろうかと、心が揺さぶられる思いです
きっと、このページを見てくださっている方は、自分から言い出したかどうかは別として、何か新しいことを仲間と世に問いたい人たちだと思います。皆さんと一緒に、次の1手を考える時間になれれば幸いです。
<プロフィール>
ギルドワークス株式会社 代表
株式会社エナジャイル 代表
DevLOVE オーガナイザー
サービスや事業についてのアイデア段階の構想から、コンセプトを練り上げていく仮説検証とアジャイル開発の運営について経験が厚い。プログラマーからキャリアをスタートし、SIerでのプロジェクトマネジメント、大規模インターネットサービスのプロデューサー、アジャイル開発の実践を経て、ギルドワークスを立ち上げる。それぞれの局面から得られた実践知で、ソフトウェアの共創に辿り着くべく越境し続けている。著書に「カイゼン・ジャーニー」がある。訳書に「リーン開発の現場」がある。
10人
ギルドワークスは「正しいものを正しくつくる」をミッションとし、「越境」を価値として活動しています。
月に1回、主にギルドワークスの価値探索、開発、コーチの事業の話、また様々なプロジェクトで得た知見をお話できればと思っています。