みなさんは、機械学習を活かしたサービスづくりに取り組みにあたり、どのような判断を行っているでしょうか。「ビジネス(やりたいこと)」と「技術(できること)」の間で、どのような意思決定を行っていくべきなのかは、取り組みにあたって迷うところだと思います。
今回は「機械学習をいかにサービスづくりに活かすか、どのような判断をしたか」というテーマでの学習会を開催します。シナジーマーケティングの木虎様、TISの白石様に、それぞれのお話を御願いしております。ご興味のある方、ぜひご参加下さい。
機械学習とは、『データ』と『アルゴリズム』を組み合わせて、人間に匹敵するような情報処理をコンピュータに行わせる技術です。 人間を上回るような知恵や判断をコンピュータに持たせられる可能性もありますが、使い方を誤れば全く見当違いの結果を生み出してしまいます。 適切なデータ収拾やアルゴリズム適用、そしてその先のビジネスを考えることによって初めて、機械学習は価値を生み出すのです。
本イベントは、ギルドワークスの「機械連合」の活動一環と開催します。
本イベントは、株式会社ヴァル研究所 様のセミナールームをお借りして開催します。
19:15-19:30 開場
19:30-19:40 はじめに(&ヴァル研究所様より)
19:40-20:10 木虎様 発表
20:10-20:40 白石様 発表
20:40-21:00 質問会
[タイトル]
機械学習とデータ分析プロセス -機械学習をビジネスに適用する前におさえるべきデータ分析の流れ-
[概要]
機械学習のライブラリの使い方自体はわかっていてデータも手元にある状態だが何から手をつけて良いかわからない、という方は少なくないのではないでしょうか。本セッションではデータ分析プロセスの流れを概観し、データ分析プロセスにおける機械学習の位置づけを確認するとともに、データをどこからどのように見始めるのか、また、機械学習をビジネスにどう活かすのかという一連の流れを説明します。
[講演者プロフィール]
シナジーマーケティング株式会社に所属するソフトウェア開発者です。プログラマとインフラエンジニアを行き来しながら、多くの受託開発を経験し、自社プロダクトとしてはインフラエンジニア時代にクラウド型CRMシステム、プログラマ時代に機械学習を取り入れた CRM データ分析システムの開発に従事しました。2011年よりコミュニケーションマイニングの研究に携わり、自然言語処理、機械学習を中心に研究を進める傍ら、システム開発・運用・保守のマネジメントもしています
[タイトル]
対話システム開発から学ぶ機械学習のビジネス活用
[概要]
業務としての対話システム開発、研究開発への取組などの事例を紹介しながら、自然言語処理や機械学習を業務で使うにあたり考慮しなければならないことをお話します。既存の技術を外部に頼るべきポイント、自前で技術を獲得すべきポイント、また、あえて機械学習を使わないポイントなど。システム開発において自然言語処理や機械学習と上手く付き合っていくためのヒントをお伝えできればと考えています。
[講演者プロフィール]
TIS株式会社戦略技術センター所属。
SEとして金融系企業の基幹系システムの開発、製造業のデータ分析業務を経て、現在業務として対話システム開発に取り組む。ボットやPepperなどのロボットに向けた対話システムの研究開発を行っている。
また、技術者向けにTech-Circleという勉強会を開催している。
本イベントは無料です。
お問い合わせ、ご連絡先
info@guildworks.jp
ウェブサイト
http://guildworks.jp/